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「日本の再建は我々青年の使命である」と立ち上がった先輩諸氏。3月11日の大震災
を機に私たちは様々なことを考えさせられました。今こそ創始の精神を振り返り、日本の
再生の為に立ち上がり、使命を持つて行動することが、愛する日本国を支える土台となる
と確信しております。また、震災後、復旧・復興対応の遅れは、今の日本の姿を露呈して
いるのではないでしょうか。そこにはリーダーシップの欠如や正義というものが欠けてい
ることが問題であると考えます。
戦後、この物質文明の発展は有限な資源を浪費させ、地球環境を破壊するだけではなく、
日本人が古来持つ精神文化まで破壊しつつあるように感じます。昨日まで正しいとされて
いたものが、次の日には変わつている。何が正しくて何が大切なのかわからない現代社会
に、私たちは溢れかえる情報の中から正しいい情報を見極め判断する力を持つことが必要と
されているのです。それは枝葉末節に捉われることなく「物事の本質を見極める」幹を創
り上げることと、普遍的な良心に基づく「絶対的正義感」を持つことです。この両輪を兼
ね備えたリーダーを育成することにより日本に眩いばかりの光が広がるのです。
自慢できる故郷
今、行田では地域の特色を生かした個性豊かなまちづくりが進められ、メディアにもク
ローズアップされ行田の知名度は近年上がってきております。今一度、本当に自慢できる
まちとはどんなまちであるのか考える必要があります。
まちづくりと言えば、道路や橋、公共施設等のハード重視のまちづくりでした。その概
念がだんだん変化してきたのは、社会が成熟し人々が「物質的な豊かさ」ではない「豊か
さ」を求めるようになり、「地域の活性化=物質的活性化」という図式が通用しなくなった
と考えられます。では「まちづくり」とは何なのか。それは、まち自体に活気があり地域
に住む人たちが明るく元気で郷土愛を持つ、夢を実現できるまちの創造であると考えます。
1962年に行田青年会議所が設立されて以来半世紀をかけてまちづくりに邁進し、そ
の時代に合ったまちづくりを進めてきました。今、まちの人々が活気に満ち溢れるために
は、夢が持てるまちづくりを具現化し、経済の活性化を図つて行く事が必要です。その為
には行政・各種団体と手をとり本気で協議し、経済活性化をより実践的に行う必要性があ
り、市民活動団体と青年会議所がそれぞれの責任と役割分担に基づき、お互いの特性を理
解。尊重して、補完。協力しながら、「自分たちのまちは自分たちでつくる」という精神の
もと協働することが重要です。その旗振り役をできるのは不偏不党の私たちであります。
私たちは今変わらないために変わる必要が有り、今まで青年会議所が取り組んだことの
ない新たなまちづくリヘチャレンジし、誰にでも自慢できるまち行田を創造します。
まちを動かす原動力
私たち青年会議所は、地域の為に何ができるかを考え続け牽引していかなければなりま
せん。その使命を果たすには人間力と本質を見極める力が必要です。青年会議所にはその
必要性に応じた研修の場があり、この研修こそ他の団体にはない青年会議所の大きな特色
で、国や地域を牽引する人材を輩出し続けた要因です。青年会議所は青年たちの学び舎と
して重要な役割を果たしてきたのです。近年、経済不況の為か会員の減少は益々進
んでおり青年会議所を取り巻く環境は悪化しているといわざるを得ません。
しかし、それは決して社会が青年会議所運動を必要としなくなったことを意味するの
ではなく、むしろ地域社会は急激な時代の変化の中にあり、混迷の中で地域社会のリーダー
たる私たちが本当の意味で必要とされる時代になっているのです。こんな混沌とした時代だ
からこそ学び舎としての青年会議所が必要であり、青年会議所で真摯に学ぶことにより得た
知識、経験を智恵に変え、想像力を鍛え物事の本質を提える力を得ることが大切なのです。
如何なる場面においても正しい判断力と力強い行動力を発揮できる人間力を涵養する必
要があります。能動的に活動できる機会を与えられ、自らリーダーとしての気概をもつて積
極的に行動するようになることで、何事も開拓できるような人生をも変える様々な経験を得
ることができる、それが青年会議所なのです。この学び舎で学んだことを社業でも活かし地
域を活性化し、様々なコミュニティーでも活躍することにより、まちを動かす原動力となる
と確信しております。
太陽の子
幼少期の私にとって家族はまぎれもなく一つの世界でした。世界平和の最小単位の組織
は家族であり、親が教えてくれることは疑いも無く全て正しいと信じ、親の姿に憧れを持
つて真似をしたものです。親は子ども達の手本である、そんな意識を持って子どもに対し
て愛情をもって接することが必要であります。愛というかたちはありませんが、愛を表現
することはできます。文字や言葉やスキンシップを用いて子どもと出来るだけ多くの時間
を費やし愛情を注ぐことで子どもは思いやりを学びます。
つまり愛情を注がれずに育つた子どもは人を思いやることができない大人になるとい
うことです。愛情とはただやさしく接することではなく、時には厳しく叱り、また試練を
与えることも愛情であります。そのためには、親が自己を律し常に子どもに対して思いや
りをもつた愛情を注ぐことが必要であり、それが自然に規律のある利他の精神を持った大
人へと成長させるのです。
思いやりをもったひとが世界中に広まれば必然的に世界に平和が訪れるのであります。
そして、「幸せな子ども」を育てるのではなく「幸せになれるこども」を育てるべきと
考えます。どな環境にあつてもどんな幸いことがあっても見方を変えればきっと幸せを感
じることができるのではないでしょうか。そのように物事を多面的に見る力を持つことに
よりどんな苦境にも耐えられる、生きる力を持った子どもはきっと太陽のような笑顔をも
った子どもに育つと考えます。
真の公益性を求めて
昨年、社団法人行田青年会議所は公益法人取得という大きな決断をしました。私たち
は公益法人取得を目的とするのではなく、これを期に青年会議所の使命を再確認し、「何
故、何の為に、何をするべきか」真の公益性とは何なのかを改めて考える必要があります。
これまで公益性があるとして行ってきた運動・活動が、本当に地域が求めているも
のなのだろうか、もつと社会のユーズに応じた青年会議所運動・活動、あり方というもの
があるのではないだろうかということをもう一度考える良い機会であると捉えています。
どんなに時代が変化しても、私たちの運動の本質が変わることはありません。これまで
社団法人行田青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現のために多くの運動展開を行つて来
ました。これはまぎれもなく、公益性のある事業をしてきた団体であることの証明です。こ
の公益法人取得にあたり、制度に縛られるあまり反つて公益性を喪失させては本末転倒であ
ります。真の公益を深く追求することにより社団法人行田青年会議所が発展し、青年会議所
運動におけるまちづくりの実践を積み上げることで、地域に活力を与えられる団体であり続けます。
50年の歴史
社団法人行田青年会議所は1962年9月に熱き青年経済人により全国230番目の会員会議所と
して誕生しました。それから現在まで先輩諸氏が時代の先駆者として町に積極的に活力を与え続
け、「明るい豊かなまちの実現」に向け創始の精神を胸に刻み、運動展開をしてきました。どの
様な時代背景によりどの様な活動を行ってきたのかこれまでの運動の歩みを検証する必要があります。
そして、先輩たちより受け継がれて来た青年会議所運動を今の時代に合わせ、更に価値を
高めた運動に昇華させ、単年度制であるJCの不連続の連続をより高めていきます。今一度、過去
の運動、活動を調査研究すると共に、青年会議所の意義。目的を明確にし、意識の統一を図り、
真の友情と修練の場を拡大して自己を磨くことに一層の努力をする必要があります。私たちはい
つの時代も現状の問題を打破できる、揺るがない強い心(しん)と大義を持って信義を貫いた時代
に先駆けた青年会議所であり続けなければなりません。
先義後利
日本には天然資源が少なく、その日本を支えてきた資源は間違いなく人財である。その人財を
つくるためには、日本人が失いつつある道徳心や日本の歴史・伝統。文化を学び、日本人としての誇りを取り戻す
ことが重要であると考えます。それは自己を愛し、地域を愛し、日本を愛する国際的な視野で物事を
判断できる心豊かな人間が育ちます。
また、原理原則に基づき物事の本質を提え、人として守るべき正しい道、すなわち「義」を養
い人間力を育む教育が必要とされているのだと考えます。私たちは正しい事を凛然と行い、どうすれば世の中
や人の役に立てるか、まわりの人を幸せにできるかを追求します。それは巡りめぐって必ず自分の為になるのであります。
私たちは青年会議所の場で知識・見識を学び経験し胆識を身につけ、まちの未来を照らすことができる「人財」
となる為に日々精進しようではありませんか。
逆境は人を活かし、耐える度に人生は見えてくる
辛い事や苦しいことから逃げずに己を信じ、仲間を信じ至誠を貫こう!
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